江戸時代から
言葉の一部を
別の 文字や 記号に
置き換える 技法を
判じ物 という
春夏冬二升五合
なんかは
春夏冬 ⇒ 秋が無い ⇒ あきない(商い)
二升 ⇒ 二ます ⇒ ますます
五合 ⇒ 一升の半分 ⇒ 半升 ⇒ 繁盛
で「商いますます繁盛」と読む
銭湯なんかでは
●看板が(下記 ↓ )
の時は
営業中で
お湯が沸いたという意味で
●看板が(下記 ↓ )
の時は
お湯を抜いた
営業終了となる
「弓と矢」の現物を模した
看板を置いて
「弓・射る⇒ゆいる⇒湯入る」
●看板が(下記 ↓ )
なんかだと
将棋の駒を象った
板に「歩」と書いて
「金になる」を意味した
質屋さん
十三里
なんかは
九里 ⇒ くり
四里 ⇒ より
9(里) + 4(里) = 13(里)
「栗より美味い」
という意味になっていて
焼き芋屋
あるいは
焼き芋そのモノを
指す事がある
七里酒
にごり ⇒ 二五里 ⇒ 2(里) + 5(里) = 7(里)
どぶろく(濁り酒)の意味
そして日本の苗字ですと
単純に数字の「2」の前にあるから ⇒ 一(にのまえ)
鷹が居なくて小鳥が遊べるから ⇒ 小鳥遊(たかなし)
栗の花が落ちる頃には梅雨に入る ⇒ 栗花落(つゆり)
あと「一」あれば「百」になれる ⇒ 九十九(つくも)
山が無いと月が良く見えるから ⇒ 月見里(やまなし)
この時期に衣替えで綿を抜く ⇒ 四月一日(わたぬき)
この時期に稲の穂を摘み始める ⇒ 八月一日(ほずみ)
この時期に瓜が熟して割れる ⇒ 六月一日(うりわり)
「9」が一字で表わされているから ⇒ 九(いちじく)
など他にもいろいろ・・・・
英語の判じ物ですと
こんなものもが・・・・
4u ← for you(あなたのために)
me2 ← me, too(私も)
P&A ← panda(パンダ)
cu ← see you(またね)
gr8 ← great(素晴らしいです)
ic ← I see(そうですか)
そして
YY U R
two Y's を too wise
U を you
R を are
と置き換えて
Too wise you are.
(あなたは非常に賢明だ)
まだまだいろいろあるけれど
言葉遊びって昔からあって
文字を うまくつかって
みんなで共有できて
楽しめるって
ほんと幸せだなっと感じる
とおりすがりからでした
(`・ω・´)ゞ チェキ